2017年3月6日月曜日

ソデグロヅル

3/6は日帰りで、先月のバードウォッチングツアーに参加した、アメリカ人のお客様と東北地方の、とある湖へ。

お目当てはソデグロヅルのファミリー。

主な生息地は中国、イラン、カザフスタン、モンゴル、ウズベキスタン、インド。
ソデグロヅルは日本に稀にやってくる鶴の種類ですが、非常に数が少なく、絶滅危惧種としてレッドリストにも載っていて、現在世界中で3000~5000羽くらいしか生存していないとても希少な鶴です。

今回ご案内したお客様は、世界中の鳥を見てきていて、その数なんと約6500種!(全世界には約10000種の鳥がいると言われています)
先月のJAPANツアーでは計200種近くの鳥を観察できましたが、その中で、彼自身にとって新しい種類はたった24種。。。約1か月で。。。でもそれで大満足していました。ちなみに彼は今回のご参加者の中で一番たくさんの種類を見ているお客様でした。
このあとはブラジルに20日間、2種類のカモを探しに行くとか。。。

見た種類を増やすということは大変なことなんですね~。

湖に着いて、畔を歩き回り探すこと約3時間。
ついに人が近づけない水辺の畔の草付きにその姿を発見!
見つけたときは2人でガッツポーズ~\(^o^)/

雄雌の成鳥と幼鳥の3羽が仲睦まじくたたずんでいました。
しばらく見ていると、時々羽根を広げ、羽先の黒い部分もくっきり!

世界には15種類のツルが生息しており、日本ではそのうちの7種類が確認されています。
冬鳥として大陸から渡って来るクロヅル、マナヅル、ナベヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅルと留鳥のタンチョウです。

今回ソデグロヅルを見ることができて、幸運にも日本で確認できる7種類をすべて見れたことになりました。

本職とは異なりますが、じわじわとバードウォッチングに、はまってゆきそうです(#^.^#)

2017年3月5日日曜日

日光国立公園ガイド研修

3/3~5は、環境省の国立公園満喫プロジェクト事業の一環、
日光国立公園ガイド技術研修に参加させていただきました。
開催は那須平成の森ビジターセンターにて。
近くてラッキー(^^♪、
と、喜んでいたのもつかの間、、、
大変な3日間になりました~(^^;

テキストや資料も多く、
初日から全開で頭を使うことに。。。
今回の研修はガイド技術研修ですが、主に山のガイド研修ではなく、国立公園の自然の中を案内するインタープリターとしての研修。参加者は講師、スタッフを含めて全21名。

以前から「ガイドとインタープリターは違う」とはなんとなく聞いていましたが、ココまで違うとは~(^^;

実際本当に全然違いました。

共通する事柄は多いですが、アプローチの仕方が全く違って、とても新鮮。

グループでトレーニングしたり、全体で講義を受けたり、個人で頭を悩ませてプログラムを作って発表したり、と、とても濃密な3日間でした。

期間中は本当に大変で、何度も笑っちゃうくらい失敗したりしました。

参加した理由のひとつに、
いつも仕事では失敗は許されないですので、今回は研修ということに甘えさせてもらい、
失敗して、恥をかいて、うまくできることを目指さずに、そこから学びたいなぁ、と。

ちょうど良かったです(#^.^#)
決してふざけて臨んだわけではなく、本気で真剣に取り組んだ結果、失敗ばかり~~~!

でも失敗しても自分自身で引きずらなければ全く気にならないし、研修なので笑い飛ばせるし~(^_-)-☆という強い心を持って。

失敗しながら乗り越えることで、終わった後、吸収できることはとても多い、ということを改めて身をもって体験できました。

またこんな研修があったらいいなぁと、心から思える内容でした。

自分が必死だったので、あまり写真は撮れませんでしたが・・・(^^;

スノーシューをして

小グループに分かれてガイド研修

室内で講義も

サンセットハイクに出る前に空のいろいろな色を紙で確認して

ナイトハイクへ。
もちろんヘッドランプなど使わず月明りのみで歩きます。

楽しかった~!

ほかにもたくさん濃密な内容でしたが、写真を撮る余裕が全くありませんでした~(#^.^#)

2017年3月2日木曜日

JAPAN周遊バードウォッチング

2/8~3/2はJAPANバードウォッチングツアー。
今回で4回目。
なんとなくやり方もわかり、年々ラクにはなってきましたが、やはり長くて大変なツアーです。
今年はアメリカ・イギリス・オーストラリアの3か国からの参加者。
長い期間なので、いつもいろいろいろいろ、たくさんたくさんの出来事があります(^^;

日本の自然や風習文化などなど、日本人の自分が当たり前と思っていて気にもしないようなことに、とても興味を持ったり、疑問を持ったり。
いろいろな視点で会話が飛び交い、いつも良い刺激を受けることができます。

約200種の野生の鳥を観察し、ご参加者は日本を楽しんでくれた(たぶん。。。笑)、と思います。

2/8~11奄美大島
2/11~14沖縄本島
2/14~19北海道・道東
2/19~25本州・軽井沢・長野・北陸
2/25~3/2九州縦断

大変だけど、また次回が楽しみ!?です(#^.^#)

ミヤマホオジロ

ツグミ

シジュウカラ

アオゲラ

コゲラ

オナガガモ

クロサギ

マナヅル

タンチョウ

オオワシ

シマフクロウ

ヤマドリ

ルリカケス